毒母から自由になる

過去を思い出すのは辛いけど、無かったことには出来ないから、心の中にあるものを吐き出すためのブログ

あんたを生んだとき子宮も取った

帝王切開で生まれたわたし

母は子宮筋腫があったため、

わたしが生まれるとき子宮も一緒に取ったらしい

 

それを何度も何度も言う

 

まるで私のせいみたいに

 

あんたを生んだときに子宮も取ったから

あんたで打ち止め

 

それって私が生まれたから次の子を生めなかったって言ってるよね

 

それを聞いた私がどう感じるかなんてまったく気にしてない

自分がつらかった話をえんえんとされる

 

お父さんが何もしてくれなかった

退院してもすぐに働いた

しんどかった、大変だった

 

わたしが生まれて嬉しかったとか聞いた覚えがない

 

あんたのこともお姉ちゃんのこともどちらも大切におもっとるよ~、

と言うときの母の顔は何か下心が透けているようだった。

 

あんたの好きにすればいいよ~

お母さんは好きなこと出来なかったから

 

あんたは何でも自由にすればいいよ~

お母さんの時代は何も選べなかった

結婚相手も見合いだったし

 

あんたはいいな~

なんでも出来て~

 

恨み言にしか聞こえなかった

自由にすればいい、といいながら

お母さんはとっても大変でしんどかったのよ、

という言葉がいつもくっついてきてた

 

お母さんは大変だったのよ

(だからお母さんのこと助けなさいね)

 

お母さんは苦労したのよ

(だからお母さんのこと助けなさいね)

 

お母さんは、お母さんは、お母さんは・・・

 

母は自分の気が向いたときだけ話す。

いつもは忙しく立ち回り、

人の返事どころか、

自分の言葉も言い終わらないうちに去っていく。

 

つむじ風のように去っていく。

 

こどもの私は甘えたかったんだよ。

 

私の言うことなんて

ちっとも聞いてくれなかった。

 

母の苦労話ばかり聞かされた。

 

私だって、さみしかった

私だって、つらかった

私だって、甘えたかった

 

なんで、小さい私が

大きいお母さんの愚痴を聞かなきゃいけなかったの?

 

なんで、一番小さい私が

家族みんなの愚痴を聞かなきゃいけなかったの?

 

なんで?

なんで?

 

私は生まれてきて良かったの?

私はあなたのサンドバッグじゃないよ。

私はあなたのお母さんじゃないよ。

私はあなたのせいで今苦しんでるよ。

私はあなたの呪いを解こうとあがいてるよ。