毒母から自由になる

過去を思い出すのは辛いけど、無かったことには出来ないから、心の中にあるものを吐き出すためのブログ

私傷ついたまんまだった

乗り越えたと思ってた

もうとっくに大丈夫だと思ってた

ちっとも大丈夫じゃなかった

 

母を他人だと思わないとやっていけなかった

甘えられなかった

役に立たないと居られないと思ってた

 

そのときに傷ついた小さな私が

傷ついたままだった

 

ちゃんとしないと

恥ずかしくないように

人に迷惑かけないように

 

大人のふりして

できると思い込んで

小さな私がほったらかしだった

閉じ込めたままだった

 

今はそばにいない母の目が母の呪いが

私をがんじがらめにする

 

小さな私が求めていたのは過去の母

今ここにいないけど、母の審判をまってた

 

だから、こわい

 

何をするにも委縮する

 

失敗しちゃいけない

ちゃんとしないと

はずかしくないように

静かにしないと

大声出しちゃいけない

迷惑かけちゃいけない

 

あぁ、苦しいはずだよ

私は過去にとらわれたままだったんだ

私の手綱を持っていなかった

私の基準じゃなかった

母の色眼鏡だった

 

インナーチャイルドのワークで自分にかける言葉がどれもピンとこなかった

そのわけが分かった

だって、傷ついてないと思ってた

だから、なぐさめも励ましも必要なかったんだ

いない子に向かって言葉を投げても届くはずがない

 

傷ついていた小さな私

どんなふうに苦しんでた?

どんな言葉が身に染みる?

どんなことをしてほしい?

おじさんが亡くなったと喪中はがきで知った

病院に入っていて老衰だったそう

 

でも、はがきで連絡って

 

いや、知らされても帰れないし帰らないけど

 

でも、なんかもやっとする

 

これって毒親あるあるらしい

親類の不幸を知らせないってあるんだって

 

母親にもやっとすると同時に連絡をためらう自分がイヤになる

 

母に対して一方的に持ってる苦手感。

母は私に何でも言ってくる

母は私は何でも言うことを聞くと思ってる

応じない私のことを親戚や近所に言いふらして私を追い込んだ母

何でそんなこといったのか、私の気持ちは知らん振り

私に私の気持ちがあることすら思いつかないのかな

 

母は自分がかわいそうなことでいっぱい

いつも被害者

いつも大変

いつも私ばっかり

どうせお母さんが悪いんでしょ

 

同意してもしなくても不機嫌

 

結婚して母のそばから離れられて呼吸ができるようになった

あのまま、あの家に住んでたら私はきっといなくなってた

私が私でいるために必要な栄養があそこにはなかった

 

夫に出会えてよかった

 

母に対して心臓がキュッとなるのはなくならないのかな

母に対して身構えてしまうのはなくならないのかな

 

いつか、人は死ぬ

母も高齢、

父も高齢、

姉は要介護。

どうなるのかな。

 

人のめんどうをみれる体力がない

お金もない

うちにはうちの事情がある

 

先は不安でいっぱい

 

だけど、私には夫がいる

一人じゃない

相談できる人がいる

 

ほんとに夫と出会えてよかった

 

先の不安はあるけれど

今日いちにちを丁寧に暮らしたい

かわいそうな子だった

私、かわいそうだった。

 

親に甘えることができず、

親の愚痴を聞いてばかり。

親に話すと他人に話される。

親に本音は言わなくなった。

親だと思うと望むことができる。

他人だと思うようにした。

かわいそうな他人だと。

 

でも、かわいそうなのは私だった。

 

親を他人だと思い、

期待しない、

本音を言わない。

 

それって、家族じゃないよね。

 

子供らしさなんてなかった。

反抗期もなかった。

 

いい子を演じてた。

後ろ指さされないよう頑張ってた。

 

人に迷惑をかけないように。

人の役に立つように。

 

そんなことしてたから、

好きなものが分からないんだ。

何が食べたいかも分からないんだ。

 

自分を殺して、

周りに合わせて、

泣き顔見せず、

いつも笑顔。

 

そして、倒れてた。

 

ぎっくり首。じんましん。拒食。口唇ヘルペス口内炎。頭痛。耳鳴り。肩こり。手足のしびれ。アレルギー。

 

私、かわいそうな子だったんだな。

そう思ったら涙がこぼれた。

 

よくがんばったね。

あんな家庭でよく育ったね。

今までよく生きてきたね。

がんばったね。

 

辛かったね。

苦しかったね。

 

もう頑張らなくていいんだよ。

もう無理しなくていいんだよ。

かわいそうな子だった

私、かわいそうだった。

 

親に甘えることができず、

親の愚痴を聞いてばかり。

親に話すと他人に話される。

親に本音は言わなくなった。

親だと思うと望むことができる。

他人だと思うようにした。

かわいそうな他人だと。

 

でも、かわいそうなのは私だった。

 

親を他人だと思い、

期待しない、

本音を言わない。

 

それって、家族じゃないよね。

 

子供らしさなんてなかった。

反抗期もなかった。

 

いい子を演じてた。

後ろ指さされないよう頑張ってた。

 

人に迷惑をかけないように。

人の役に立つように。

 

そんなことしてたから、

好きなものが分からないんだ。

何が食べたいかも分からないんだ。

 

自分を殺して、

周りに合わせて、

泣き顔見せず、

いつも笑顔。

 

そして、倒れてた。

 

ぎっくり首。じんましん。拒食。口唇ヘルペス口内炎。頭痛。耳鳴り。肩こり。手足のしびれ。アレルギー。

 

私、かわいそうな子だったんだな。

そう思ったら涙がこぼれた。

 

よくがんばったね。

あんな家庭でよく育ったね。

今までよく生きてきたね。

がんばったね。

 

辛かったね。

苦しかったね。

 

もう頑張らなくていいんだよ。

もう無理しなくていいんだよ。

まだまだ私の感情は眠っているみたい

夫と出会って生き直し中の私。

自分の意見も言えるようになった。

泣き言も言えるようになった。

親への反抗もできた。

(さんざんな結果だったけど、実行できた)

いろいろできるようになったけど、まだまだ自分の感情がよく分からない。

気になることは多いけど、実行するのに、ものすごく悩む・迷う・決められない。

怖い、すくむ、やめたほうがいい。恥ずかしい。

 

母に対しては、関わりたくない、この一言に尽きると思ってたけど、その前の「怒り」や「悲しみ」を感じつくしていないんじゃないかと思い当たった。

 

だらか、今、自分の感情が分からないんじゃないか。

怒りを知らないから怒れない。

怒る前にストッパーがかかる。

そんなことしたら、

・・・恥ずかしい?迷惑がかかる?

なんだろう。

怒りという感情がよく分からないと思ってた。

母に対して怒ってないからだ。

母に対して怒っていいんだ。

当時の母の年齢をとうに超えて当時の母にも余裕がなかった事は分かる。

だけど、だからといって当時の私がないがしろにされていいわけではない。

当時の私の心が悲鳴を上げていたのは事実なのだから。

そして、泣き声をあげることすらしてこなかった、いやできなかった私を慈しむ癒すためには、まず、怒りを感じる事なのではないか。

 

私だって、聞いてほしかった。

母の愚痴を聞く前に、聞いた後でも。

私だって悩みがあった。

私だって不安だった。

私だって悲しかった。

私だって心細かった。

私だって慰めてほしかった。

あなたの思い出は後姿。

 

母は家族を養うために手に職をつけたそうだ。

そして、その職で私たちを養った。

それは、たしかにありがたいことなんだろう。

食事にも困らなかった。

 

でも、お金がないと常にこぼす母におねだりなんかできなかった。

常に父の愚痴、祖父の愚痴、もういない祖母の愚痴、姉の愚痴、お客さんの愚痴、親戚の愚痴、近所の愚痴、愚痴を聞かされて育った。母の涙付きで。

母が嫌う態度、返事、行動を聞かされ続けた。

 

私の手足はもがれていった。

私の口は閉ざされていった。

 

私が世間の規範から反することは母が恥ずかしいこと。

私がやることは世間様に恥ずかしくないこと。

私がやることは世間様にほめられること。

 

私がやりたいことは、分からなくなった。

私は母好みの人形だった。

母の愚痴をいつでもいつまでも聞き、

母の望む答えを口にする。

そうすることで母は喜び私は安心する。

 

まだここにいられる。

 

母に見捨てられないようにする。

母に見放されないようにする。

そうしないと生きていけないと思い込んでた。

 

実家を離れ、母の操り糸に気づき、切り離してきたと思ったけど、まだまだ残っている。数々の母の呪いの言葉。

 

母にしてみれば子を思ってのことなんだろうけど、私にとっては呪いの言葉。

私を無意識に縛り続ける呪いの糸。切っても切っても出てくる。

 

私は可哀想だった。

 

人に可哀想だと思われたくなかった。だって事実だから。

私は大丈夫。私は可哀想なんかじゃない。私は平気。

 

笑顔の仮面をつけた操り人形でしかなかった。

小説を読んで涙する

魔道士は平凡を望む4 66

グレンの回想。

 

「仕事ばかりの両親に愛情など期待しなかった。

だがその寂しさを埋めるようにはじめたのがガーデニングやネットゲームだ。無邪気に大人に懐く姿こそ自分の憧れだったのかもしれない。

外見だけではなく必要以上に無邪気に振舞う自分に何かを察したのか、ヴァルハラのみんなはよく構ってくれた。彼らの姿をともかく、本体は全員自分より倒し上だったのだろう。

頭を撫でてもらう、抱きしめる、落ち込めば慰める、叱る、褒める・・・幼い頃からほしかったものは全て彼らが補ってくれた。『友人』というより『保護者』に近かったのだと思う。実際、自分は別のギルドに所属していたのだし。

そして・・・『赤猫』と呼ばれすごした日々は間違いなく異世界に放り出された自分を支えてくれたのだ。空虚なままの自分では、きっと簡単に生を手放していた。」

 

幼馴染に支えられた、夫に支えられている。

甘えさせてくれて、慰めてくれて、叱ってくれて、褒めてくれる。

あぁ、助けられてきたんだな、助けられているんだな。

大きな音や声が怖い

こどものころ、遊んでたら父親に怒られた。殴られたこともある。

父は頭痛持ちだったらしく、頭にひびいてうるさかったのだろう。

 

こどものころから、母の愚痴を聞いてきた。夫への、祖父への、姉への。

世間体を守ることが第一の母。

 

大きな声を出すのはいけないこと、恥ずかしいこと、人目を集めるようなことはいけないこと、恥ずかしいこと。人様に迷惑をかけるのはいけないこと、恥ずかしいこと。

 

親元を離れてから15年ほど。

親の価値観から離れられない自分が苦しい。

 

ワンコが二匹一緒にいる。

通行人やチャイムに鳴く。めいっぱい鳴く。

心がキュッとなる。苦しくなる。

 

大きな声を出さないで(怒られる)

大きな声を出さないで(人様の迷惑になる)

 

お散歩でワンコと出会うとギャン鳴く。

ちゃんとしてないワンコ。

ちゃんとしつけられないワタシ。

苦しくなる。

 

ちゃんとして(世間体が悪い)

ちゃんとして(しつけもできないダメ飼い主)

 

自分に自信がない。

自己肯定感が低い。

 

ワタシは人に迷惑をかける存在。

ワタシはダメな人間。

ワタシはちゃんとできない。

 

鼻の奥がツンとする。

親の呪いから離れられない。

 

いつまでたっても苦しい。

 

大きな声を出すワンコを見ていると身がすくむ。

他人が大きな音を出しているのを見ているだけで苦しくなる。

 

怒られる、と思い込んでいる状況に身をおくだけで苦しくなる。

怖い。こわい。コワイ。

 

いつになったら、楽になれるのか。

勝手に苦しんで勝手に悩んで勝手に落ち込んで。

 

人の目を気にしないようになりたい。

自分の好きなことを好きなようにやりたい。

少しのことに動じない大きな心を持ちたい。

たとえ揺れても柳のようにしなやかに受け流したい。