毒母から自由になる

過去を思い出すのは辛いけど、無かったことには出来ないから、心の中にあるものを吐き出すためのブログ

生まれてきてよかったの?

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姉も私も帝王切開。

同じところを切った。

 

私が生まれるとき、

子宮筋腫があって、

子宮を取った。

 

とても痛かった、

子供はもう産めない。

 

何度も聞かされた。

 

「あんたなんか生むんじゃなかった」

とは、言われなかった。

 

でも、同じ意味だと思う。

 

あんたを産んだときの傷がとても痛かった

あんたを産んだから次の子を産めなくなった

 

これって小さな子供にぶつけていい言葉だとは思えない。

 

痛かった

子宮を取った

二度も同じところを切った

大きな傷跡が残った

 

この言葉の前に「あんたのせいで」が浮かぶ

実際、言われたかどうかはハッキリ覚えてない。

でも、そう思う、思ってしまう。

 

生まれてきてくれてありがとう、

とは言われたことがない。

 

痛み、苦しみばかり言われた。

 

たとえ、「あんたのせいで」とつけてなくても、

私には、そう聞こえた。

 

だから、がんばった。

嫌われないように、

迷惑かけないように、

家事を手伝い、

家業を手伝い、

愚痴を聞いた。

それが私の役目だと思ってた。

 

生まれたこと、

その存在を否定されてた。

 

だから、必死にがんばった。

 

道をそれないように、

人様に迷惑をかけないように、

母の基準から外れないように、

綱渡りをしていた。

 

生きづらいはずだよね。

 

根本に「愛」が無い。

無いものを「役目」で埋めようとしてた。

 

私は生まれてきてよかったの?